解像度:画面のピクセル数
解像度は画面が何ピクセルで構成されるかを指し、数字が大きいほど画面が細かくなります。
| 表示 | 解像度 | 説明 |
|---|---|---|
| 480p(SD) | 854×480 | 標準画質。通信が悪いときの安全策。 |
| 720p(HD) | 1280×720 | 高画質。スマホで見るには通常十分。 |
| 1080p(FHD) | 1920×1080 | フルHD。現在もっとも主流。 |
| 4K(UHD) | 3840×2160 | 超高画質。大画面でないと差が分かりにくい。 |
ただし解像度が高い=必ず鮮明、ではありません——鍵は次の「ビットレート」にもあります。
鮮明さの鍵はビットレート
ビットレートとは、1秒あたりどれだけのデータ量で映像を表現するかです。「同じ1080p表示でも、鮮明なものとぼやけたものがある」本当の理由はこれです。
- ビットレートが高い:ディテールや動きがよく保たれ、ファイルも大きい。
- ビットレートが低い:「色のブロック」「モザイク状のノイズ」が出やすく、動きの多い場面で特に目立つ。ファイルは小さく配信しやすい。
重要な考え方:「ビットレートを極端に下げた1080p」は、「十分なビットレートの720p」よりぼやけて見えることがあります。解像度表示だけで判断せず、実際の映像で見極めましょう。
HDR・フレームレート・コーデックとは
- HDR:ハイダイナミックレンジ。明るい部分をより明るく、暗い部分のディテールを増やし、色を豊かにします。映像自体がHDRで、かつHDR対応の画面が必要です。
- フレームレート(fps):1秒あたり何枚の画面か。よくあるのは30fps・60fpsで、高いほど動きがなめらかです。
- コーデック:映像の圧縮形式。よくあるのはH.264、H.265(HEVC)。H.265は同じ画質でファイルが小さいですが、古い機器は非対応のことがあります。
選び方:画質・なめらかさ・通信量の兼ね合い
画質は高ければ良いのではなく、3つの兼ね合いです。
- スマホ視聴:720p〜1080pで通常十分。画面が小さく、4Kの差は分かりにくいです。
- 大画面 / テレビ:ここで初めて4Kを選ぶ価値があります。
- 通信や通信量が限られる:解像度を下げる、またはビットレートが低めの版を選び、なめらかさと引き換えにします。
実際の再生のカクつきの対処は「スマホでJAVがカクつく?」を参照。
FAQ
なぜ一部の「1080p」はぼやけて見える?
解像度は要素の一つにすぎないからです。ビットレートが下げられすぎていると、1080p表示でも色のブロックやノイズが出ます。実際の鮮明さはビットレート次第で、解像度表示だけでは決まりません。
スマホで見るのに4Kは必要?
不要です。スマホは画面が小さく、720p〜1080pで多くの端末では十分きれいに見えます。4Kの差は肉眼では分かりにくく、通信と通信量をより消費します。
HDRは必ずきれいに見える?
効果が出るには2つの条件が必要です:映像自体がHDR制作であること、そしてあなたの画面がHDR対応であること。どちらか欠ければ、HDR表示は意味を持ちません。